ZenPhotoPressは、WordPressでZenPhotoに登録された画像を表示するためのプラグイン。
WordPressにもメディア管理があるが、ちょっと機能的にはZenPhotoに劣る。
そこでZenPhotoの画像管理機能を利用しつつ、WordPressにそのデータを引っ張ってくるという使い方には便利かもしれないということで導入してみた。
テストに使用したバージョンは、ZenPhotoが1.2.9、WordPressが2.9.2、ZenPhotoPressが1.7。
インストール
- プラグインを、ZenPhotoのサイトからダウンロードする。
- ダウンロードしたファイルを解凍し、Wordpressのプラグインフォルダにアップロードする。
- プラグインを有効にする。
設定
- WordPressの管理画面にログインして設定タプをクリックすると、ZenPhotoPressの設定画面が現れる。
- 必須項目は、「Zenphoto gallery URL」 と 「Zenphoto data path」。「Zenphoto data path」には、ZenPhotoのインストールされたフォルダ/zp-data を指定する。他は設定しなくてもとりあえず動く。
- Lightboxを設定している場合、Value for relに「lightbox」と入れておくと、表示するときにlightboxが反映される。
使用方法
本文に挿入するものと、ウィジェットに設定できるものの2種類が存在する。
本文に挿入する場合
- うまく設定できていれば、投稿画面のビジュアルエディターにZPというボタンが表示されている。
- ZPボタンをクリックすると、挿入する画像かアルバムを選択する画面が表示される。
- 挿入したいものを選択してINSERTをクリックすると、本文にコードが挿入される。
ウィジェットに設定する場合
- ウィジェットタブを開き、サイドバーにZenPhotoPress Badgeを設定する。
評価
本文、ウィジェット部分に表示されるサムネイルは、両方ともZenPhotoで使われているサムネイルサイズであり、変更できない。
このため、私がテストした環境では、ウィジェットの幅が狭かったため写真が縦一列に表示されてしまい、かつ、サムネイル同士の間隔が全くないのであまり見栄えのいいものではなかった(サムネイルの間隔は、プラグインをいじれば調整はできるようである)。
また、本文中にアルバム内容を表示するよう設定した場合は、タイトルや説明文などは一切なく、写真だけが並ぶので少々寂しい。
説明を表示するオプションがあればいいのにと思う。
WordPressで写真は使うが、融通の利かなさや手間のかかり具合から、個人的には、このプラグインを使おうとは思わない。
ブログエディタに写真を貼り付けてアップロードした方がやりやすいしね。